貴志川から16年ぶりに発見されたスナヤツメを展示しています。

スナヤツメ


スナヤツメはヤツメウナギの仲間。眼は1対ですが、えら穴が7対あり8対の眼があるように見えるため「八つ眼」と呼ばれます。


スナヤツメの頭

この個体は、幼生のためまだ眼がハッキリわかりません。
この時期を「アンモシーテス幼生」と言います。
先日紹介したウナギの仲間の幼生は「レプトケパルス幼生」

ウナギと名前がついているのに、ウナギの仲間とはだいぶ違っている!と思われた方、正解です。

「ちっちゃい頃似ている子たちは親戚」という法則から言うと
(今思いつきでつくった法則、「個体発生は系統発生を繰り返す」という法則の拡大解釈?)
その通りで、ヤツメウナギの仲間は顎(あご)を持たない原始的な魚でウナギとはかなり遠い関係です。

かなり乱暴に言うと、「顎があるか、顎がないか」という所だけに注目すると
ヤツメウナギの仲間とウナギよりも、私たち人間とウナギのほうが近い関係と言うことになります。

遠い昔、まだ顎を持っていなかった太古の魚類はエラの骨(鰓弓)から顎を作り出しました。
(もちろん、作ろう!と思って作ったわけではないですが)

それ以前の古い形質を今に遺す、貴重な魚をGWにぜひご覧ください。